介護職で面白いと思えること

介護職は、利用者の着替えや食事の手伝い、排泄のケアなど身の回りのお世話をするイメージを持っている方も多いかと思います。ですが、介護職の業務内容はそれだけではなく、一人一人の利用者がより良く暮らしていけるように、職員同士で最善のケアプランを提案し、実行するなどの発想力や実行力が求められることもあります。

または、リハビリを行っている利用者には、現場を知った上で的確な計画を練るなど、様々な情報から最適なプランを生み出すという、頭脳プレーが必要な側面もある仕事です。順序立てることや、分析が好きな方には業務内容が面白いと思えるでしょう。

また、利用者とコミュニケーションを取る際に伺う、個人的な話などが面白いと感じている介護職の方も多く、自分がお世話をしている方の意外性や斬新な話が楽しいと言う方もいます。利用者は、それぞれ生まれも育ちも異なる、人生の荒波を越えたきた達ばかりです。ましてや生活を営んできた時代が違うため、考え方や捉え方のギャップはありますが、一人の生き様をじっくりと聞くことができるのは、興味だけではなく、自分への教訓にもなります。

ただの利用者、ではなくて一人の人間として接していく中で得られるたくさんの人生経験は、思いがけない刺激であったり固定観念を崩してくれるものであったりと、介護者にとっては新鮮に響くことも多々あります。そのため、人と接することが好きな方には、介護職は面白い仕事と捉えることができます。